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ウェブマガジン スイマーを もっと カッコよく

2015.04.07

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水とうきうきロゴ

スイマーを もっと カッコよく

西川 隼矢(Junya Nishigawa)
アートスイムフォトグラファー http://wasser-s1.com/psp/
鹿屋体育大学を卒業後、水泳インストラクター、システムエンジニアを経て、WASSER-S1 Design Officeを立ち上げる。水中写真撮影事業、マルチアングル動画撮影事業、水中ウェディング撮影事業など、水中に特化した撮影サービスを提供しており、静止画や動画でスイマーを格好良く、アートに切り撮ることにこだわる。
フリーの広告フォトグラファーとして個人的にも活動し、個展なども開催。
Facebook:https://www.facebook.com/junya.nishigawa.photography

人生の分岐点

 年齢も種目も一緒でライバルだった山本晴基(現近畿大学水泳部コーチ)の引退試合に、彼に贈ったフォトアルバムが水中写真をはじめるきっかけでした。
 彼は大学を卒業してからもオリンピックを目指して自衛隊体育学校で泳ぎ続けており、私はそんな晴基にオリンピックの夢を託し、観覧席から晴基のレースを撮影しながら応援していました。
 2010年、今のタイムではオリンピックに行けないから引退すると晴基から告げられた時、私は彼の高校時代から引退試合までの主要大会の順位、タイムが全て記された「山本晴基の軌跡」を彼が泳いでいる写真と共に一冊のアルバムにまとめ、引退試合にプレゼントしようと考えました。
 彼の泳ぎを撮るために自衛隊体育学校のプールに行ったのですが、そのプールには水中が覗ける小窓が地下にあり、その小窓から撮影した一枚がその後の私の人生を大きく変えました。

「水中にはこんなに美しい世界が広がっているのか!」

 それ以来、水中写真に魅了され、機材を買い集め、独学で撮影方法を模索し、スイマーをカッコ良く撮る方法を追求し続けています。

スイマーを もっと カッコよく

西川さんが語る水中撮影の魅力

透明度の高いプールだからこそ撮影可能な表現方法が5つあります。
「浮遊感」「水面の映り込み」「動作の軌道」
「衝撃の視覚化」「音の視覚化」


この表現方法を駆使することによって非日常空間を演出する事ができ、だれでもアートの一部になれます。

スイマーを もっと カッコよく

スイマーを もっと カッコよく

東京オリンピックをめざして、叶えたい夢

 大学4年の時に出場したアテネオリンピック代表選考会で予選落ちし、オリンピックへの夢が叶えられなかった時、次のオリンピックには観戦でもいいから絶対見に行ってやると心に誓いました。
 そして4年後の北京オリンピックでは1人現地に乗り込み、日本から持ち込んだ自転車で色んな種目を見て周りました。
 そこで感じたオリンピックの生の空気感は本当にエキサイティングで、帰ってきてからはオリンピックに「携わりたい」という強い気持ちが芽生えており、東京オリンピックが決まった瞬間には新たな目標が自然と湧き出てきました。

スイマーを もっと カッコよく

夢は、東京オリンピックの公式フォトグラファーになることです。

オリンピック前やオリンピック期間中、街角のオリンピックポスターに私の写真を使っていただき、水中競技の魅力、水泳の素晴らしさを世界中の方々に伝えていきたいです。

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